2023年10月30日:兵庫県神戸市・舞子浜にて
■実施日:2023年10月30日
■実施場所:兵庫県神戸市・舞子浜
■参加人数:4名
今回も釣り関係のゴミがありました。
ルアーや釣り針は糸もついているとダイバーの水中拘束の
可能性も生みますし、今は海水浴シーズンでありませんが
シーズンだと楽しんでいる方々のケガにもつながりますから
見つけたら必ず陸に持ち帰ります。
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まずは切り替わった時に一番忘れやすい
エントリー前の
ドライホースの取り付けです。
ドライホースを付け忘れてしまうと当たり前ですが
スーツに給気が出来なくなるので、潜っている時に
水圧でスーツが締め付けられて体が真空パック状態に!!
そうなると肩や胸の吸排気バルブ部分が内出血して
くっきりバルブの跡がついてしまうことに・・・。
水の中に入ってから気づいて、そこで付けることも
できますが、グローブもしていてるのと、胸元なので
レギュレーターなどが邪魔で見辛いので、意外と付けにくいのです。
自分で「付けた」と思っていても、実際は最後まで「カチッ」と
つけられていないケースもあり、エントリー後に外れてしまう
ケースもありますので、装着後は少し引っ張って
ちゃんとついているかを確認しておきましょう。
給気でテストしても構いませんが潜降時に空気を抜くのが
大変になるので、ご注意ください。
他にもドライスーツは水温が低い時期に使うので空気が
入っていないと温かさを維持できなくなります。
それにより体が冷えてしまいます。
冷えすぎると低体温症になってしまうこともあるので
エントリー前にしっかりとドライホースの付け忘れが無いか
確認しましょう!
もちろん自分だけでなくバディのものもですね。
次に多いのがこのファスナーのしめ忘れです。
これをしてしまうとエントリーをした途端に水没してしまい、
ウエットスーツと変わらない状態になってしまいます!
その後すぐにしめても、既にスーツの中には水が・・・。
そうなるとスーツは水を含み重くなり、その量によっては中に
水がたまったまま・・・。
もちろん不快で体も冷えてきます。
こういった事が無いようにバディにしめてもらって
安心するのではなく、最後はしっかりと自分でも確認を
するように習慣づけましょう!
特に自分でしめられるフロントファスナータイプやシェルドライの方は
ご自身できっちりしまっているか必ず確認しましょう。
そしてファスナーで重要なのが、かたくなっていないか(しめにくく
なっていないか)です。
ファスナーがかたくなっていると、バディもしめるのが大変になりますし
しめてもらっても、最後少ししまりきっていないなんてことも。
また、塩がみなどでファスナー自体が硬い状態で無理にファスナーを
しめると、ファスナー自体が折れてしまうという事もありますので、
必ずファスナー専用の潤滑剤を使ってメンテナンスしておきましょう。
ウエットシーズンからドライシーズンに切り替わる時期は
こういった確認不足で起きてしまうトラブルがあります。
もちろん、これ以外にも
準備段階では、付属品の忘れ物やインナーや靴下の準備、
ダイビング前には、適正ウエイト量の確認、
ダイビング中には給排気の仕方や姿勢のリカバリー方法
等々と、多くの内容をウエットスーツモードから
ドライスーツモードに切り替えなければなりません。
しっかりとダイビング前には自分の確認をして、
透視度がぐんぐんあがってくるこれからのシーズン、
快適で楽しいダイビングをしていきましょう♪
ダイビングスクール ノリス岡山店 戸松礼久人