2023.10.23

今週のメモ

ドライスーツの使い方を思い出そう!

ドライスーツの使い方を思い出そう!

ウエットスーツシーズンが終わり10月からいよいよ本格的に
ドライスーツシーズンに切り替わってきましたね!
 
ウエットスーツからドライスーツに切り替わる特に
皆様はドライスーツの着方や使い方をしっかりと
覚えていますでしょうか?
 
今回はドライスーツに切り替わる時に特に
注意しておいた方が良い事、忘れがちな事を紹介します!
 

ドライホースの付け忘れ

まずは切り替わった時に一番忘れやすい
エントリー前の
ドライホースの取り付けです。
 
ドライホースを付け忘れてしまうと当たり前ですが
スーツに給気が出来なくなるので、潜っている時に
水圧でスーツが締め付けられて体が真空パック状態に!!
そうなると肩や胸の吸排気バルブ部分が内出血して
くっきりバルブの跡がついてしまうことに・・・。
水の中に入ってから気づいて、そこで付けることも
できますが、グローブもしていてるのと、胸元なので
レギュレーターなどが邪魔で見辛いので、意外と付けにくいのです。
 
自分で「付けた」と思っていても、実際は最後まで「カチッ」と
つけられていないケースもあり、エントリー後に外れてしまう
ケースもありますので、装着後は少し引っ張って
ちゃんとついているかを確認しておきましょう。
給気でテストしても構いませんが潜降時に空気を抜くのが
大変になるので、ご注意ください。
 

 
他にもドライスーツは水温が低い時期に使うので空気が
入っていないと温かさを維持できなくなります。
それにより体が冷えてしまいます。
冷えすぎると低体温症になってしまうこともあるので
エントリー前にしっかりとドライホースの付け忘れが無いか
確認しましょう!
もちろん自分だけでなくバディのものもですね。
 

ファスナーのしめ忘れ

次に多いのがこのファスナーのしめ忘れです。
これをしてしまうとエントリーをした途端に水没してしまい、
ウエットスーツと変わらない状態になってしまいます!
 

 
その後すぐにしめても、既にスーツの中には水が・・・。
そうなるとスーツは水を含み重くなり、その量によっては中に
水がたまったまま・・・。
もちろん不快で体も冷えてきます。
こういった事が無いようにバディにしめてもらって
安心するのではなく、最後はしっかりと自分でも確認を
するように習慣づけましょう!
 
特に自分でしめられるフロントファスナータイプやシェルドライの方は
ご自身できっちりしまっているか必ず確認しましょう。
 
そしてファスナーで重要なのが、かたくなっていないか(しめにくく
なっていないか)です。
ファスナーがかたくなっていると、バディもしめるのが大変になりますし
しめてもらっても、最後少ししまりきっていないなんてことも。
また、塩がみなどでファスナー自体が硬い状態で無理にファスナーを
しめると、ファスナー自体が折れてしまうという事もありますので、
必ずファスナー専用の潤滑剤を使ってメンテナンスしておきましょう。
 
ウエットシーズンからドライシーズンに切り替わる時期は
こういった確認不足で起きてしまうトラブルがあります。
もちろん、これ以外にも
準備段階では、付属品の忘れ物インナーや靴下の準備
ダイビング前には、適正ウエイト量の確認
ダイビング中には給排気の仕方姿勢のリカバリー方法
等々と、多くの内容をウエットスーツモードから
ドライスーツモードに切り替えなければなりません。
 
しっかりとダイビング前には自分の確認をして、
透視度がぐんぐんあがってくるこれからのシーズン、
快適で楽しいダイビングをしていきましょう♪
 
ダイビングスクール ノリス岡山店 戸松礼久人

 

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