ユーチューブのHELLOW KITTYチャンネルにUPされました♪
参加された皆様、写っているかもしれませんよぉ。
ノリスのスタッフは、あの方が登場!!!
当日はあいにくの天気ではありましたが、
透明度の良い時はもっと海の中が澄んでいるので
まだ潜ったことがない方はぜひどうぞ。
では、今回のどうがを、ご覧ください♪
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ダイビングを始めようかという方の中に、「耳抜き」が不安、という方はとても多いです。
ただ、その中の半数以上の方が「耳抜き」というもの自体をよく理解されていない方が多く、「よくわからない=不安」という方が多いのも事実なのです。
この「耳抜き」ですが、実は、知らないうちに陸上生活の中でも無意識に行っているシーンがあるのです。
もし、あなたが「耳抜き」についてその意味や方法・手段がわからないとしても、後に述べます陸上でのシーンで「耳抜き」が(実際それが「耳抜き」ということだと意識していなくても)できているのなら、あなたはダイビングでも「耳抜き」ができるはずです。
更にライセンス取得コースでは、「耳抜き」の原理やその手段を数種類学びます。
ノリスではいきなり海に行かず、ダイビング専用プール(水深1.2mと5.3mの2段階の深さのプール)で耳抜きに不安がある方は十分に練習もできますし、はしごもついているので、水深を意識しながらマイペースで耳抜きをしながら潜降する(沈んでいく)ことができるのでご安心くださいね。
ダイビングで言う「耳抜き」をまず簡単に説明しておきましょう。
ダイビング中に耳抜きを必要とされる状況としましては、
まず潜降(水面から下へ潜っていくこと)時に増加していく周囲の水圧によって、鼓膜の内外で圧力差が生じ、鼓膜が内側に圧迫されます(下図の赤い矢印)。
この圧迫により、鼓膜の外側と内側に圧力差が生じる事で発生する違和感や痛みを解放する手段が「耳抜き」なのです。
鼻と耳はつながっていますので、一般的な方法としては、
鼻をつまんだ状態でゆっくり鼻をかむように鼻から息を出そうとします。
そうすると、出口(鼻のあな)がふさがっているので空気は鼻から耳の方へ送られます。
その鼻の方から耳の方へ送られた空気が耳管を広げ、水圧で外から押されている鼓膜を内側から押し返して元の様に戻してあげる(下図の青い矢印)というものです。
このように鼓膜の内側と外側の圧力を同じにしてあげること(圧平衡)で、その違和感や痛みが無くなるのです。
解放と大げさに言いましたが、簡単に言えば「痛い」→「痛くない」にする方法という事ですね。
ちなみに、この「耳抜き」をせずに違和感や痛みがあるまま潜降し続けると・・・多分痛くて一定水深より深くは潜れなくなるでしょう。
我慢もダメです、中耳炎や炎症を起こしてしまったりするかもしれませんからね。
更に無理をしてしまうと、鼓膜が破れてしまう事も・・・。
※深度3~4m程でも破れる人はいます。
破れた鼓膜は再生こそしますが、治っても「破れ癖」がついてしまい、以前より破れやすくなってしまうこともあるので絶対に無理は禁物ですよ。
しかし、冒頭に記載した通り、この耳抜き、実は陸上で経験している方も多いのです。
どういうシーンかと言いますと (※ 以下は個人差があります)
・車に乗っていて、高速道路などである程度速いスピードで急な高低差の所を走っている時
・新幹線など早いスピードの乗り物に乗った状態でトンネルに入った時
・(陸上ではなく空中ですが)飛行機の上昇・下降中
これらのシーンに共通して感じる耳の違和感・痛み、これがダイビングの潜降中に起こる耳の違和感・痛みと同じなのです。
では、この陸上のシーンでそうなってしまった時、皆さんはどのように対処されていますか?
一番多いのは「唾をのむ」ということでしょう。
唾を飲むことで違和感や痛みが無くなると思います。
それで違和感や痛みが無くなった方は、それで「耳抜きができている」のです。
※このような陸上でのシーンで、耳が痛いままで我慢するしかないという方は、必ず事前に医師の診断を受けられてからスタートされることを強くお勧めします。
上記の様に、陸上では唾をのむという方が多いと思います。
しかし、水中ではシリンダー(背負っているタンク)から湿り気のない乾燥したキレイな空気を吸うので唾が出にくいです。
ですので、鼻をつまんたまま、鼻を程よい強さでゆっくりかむようにする方法をされる方が一番多いです。
しかし中には、強者(?)もおられ、手を使うことなく、下顎を少し左右に動かしたりするだけや、耳付近を意識するだけで耳抜きができる方もおられるのです。
羨ましい限りです。
ただ油断大敵です。
耳抜きは様々な要因で普段問題なくできている方でも、できなくなったり、できにくくなることがあるのです。
その一例としては
・ストレス、プレッシャー
・睡眠不足
・風邪などの体調不良
・二日酔い
・疲労
等があります。
下の4つにつきましては、ダイビングはしてはいけませんが・・・。
ですので、陸上で耳抜きができる方でも、体調などを整えずに潜ってしまうと、「耳抜きができない」ということになりかねませんので、ダイビングの前は、しっかりコンディションを整えておきましょう!
耳抜きのコツは別の機会にお話ししましょう。
次回はお店選びのコツ「ダイビングはどこで始めるのがいいの?」 です。← ← クリック
ちょっと得するダイバー豆知識【耳抜きのコツ - 前編】はこちら。← ← クリック
ノリスでは「ダイビングを始めようかなぁ」と思われている方から、メールやお問合せや無料説明会の時に
「体験ダイビングを一度もしたことがないけれども、いきなりライセンスコースに申込んでも問題ないの?」
「体験ダイビングをしてからの方が良いの?」という事を毎年よく聞かれます。
では、まずはそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
体験ダイビングは、陸上で簡単に最低限の説明を受け、足の着く浅い水の中で(専用の器材を使用して)呼吸に慣れてから行います。
自分自身が使用する器材の準備や、実際に水の中でその器材を操作する。
これらはスタッフが行います。
参加される方が主に行う事は3つ。
①レギュレーターという水の中で息をするための専用の器材を口でくわえ、口呼吸をすること
②水の中で泳ぐために足に着けたフィン(足ヒレ)を動かすこと
③鼻をつまんだりして耳抜きを行うこと
マスクの中に入った水を出すことも行いはしますが、主にはこれだけです。
これを踏まえて、
体験ダイビングのメリット
・ライセンスコースと比べると料金が安い
・ややこしい事はスタッフがやってくれるので「楽」
・(大抵)1日あればできる
体験ダイビングのデメリット
・自由度がほぼないので、優雅に泳ぐ以前の問題
・浅場で行うので、面白みが少ない
・スタッフが器材を操作するので、ダイビングの技術・知識はほぼ身につかない
・何十回、何百回やってもライセンス(Cカード)はもらえない
では、ライセンスコースはどうでしょうか。
体験ダイビングとの大きな違いは知識・技術面です。
安全に関するダイビングのルールから、使用する器材の名称・使い方・準備の仕方・片づけ方、簡単なトラブルの対処法までを学び、実践・習得していきます。
ライセンス取得コースのメリット
・世界共通のダイビング知識・基本技術を学び、実践・習得できる
・潜る度に技術を習得していくので、都度自由度が増していく
・取得後は世界中の(実習で使用した海と同じようなレベルの)海でファンダイビングができる
・次のステップに進むことができ、更に安全・快適に潜る事ができる海の範囲を広げる事ができる
ライセンス取得コースのデメリット
・体験ダイビングと比べると値段が高くなる
・体験ダイビングよりも取得まで日数がかかる
・Cカード取得後はダイバーとして認められることになるので、知識と技術の習得が認定の条件となる
これらを簡単にまとめますと、
体験ダイビングは
「簡単にできるが、スタッフに潜らされる」コース
ライセンス取得コースは
「少し時間はかかるものの、自分で潜る事ができるようになる安全への第一歩」となるコース
と言えます。
では、体験ダイビングとライセンス取得コース、それぞれどういった人におすすめなのかを見ていきましょう。
体験ダイビングは
・旅行ついでにとりあえず一度潜ってみたいという方
・潜りたいけど面倒なことが嫌な方
ライセンス取得コースは
・いつか自由に水の中を優雅に泳ぎたい方
・心配性な方 ※水が怖いという事は除く
といった感じでしょうか。
この部分を見て「心配性な方」は一度体験ダイビングをした方がいいのでは?と疑問に思われた方もおられることでしょう。
もちろん、それも一理あると思います。
ただ、私どもプロスタッフが長年多くのお客さまの体験ダイビングやライセンス取得コースを行って来た中で
「体験ダイビングをせずに早くライセンスを取っておいた方がよかった」
「思ったよりライセンス取得コースが簡単だった」
「体験ダイビングはほとんど説明がなかったので怖かった・不安だった」
「体験ダイビングは自由度が無く面白くなかった。すぐに終わってしまった」
という声を多く聞きました。
ですので、心配性な方こそ、簡単な説明しか行わない、水の中でもされるがままの体験ダイビングよりも、学科でしっかり知識面を理解してから実技を行うライセンス取得コースの方が安心でき、安全だと感じている方が多いのです。
更にひと昔前には
「忙しい方、連休が取れない方」のライセンス取得が難しいという事もありましたが、最近は宿泊なしでもライセンスを取る事もできますので、そのあたりは問題ないと思います。
もちろん、お店に来ていただく回数は増えますが。
特に、ノリスの神戸舞子店・大阪店は、プールを併設しています。
更に神戸舞子店の裏が実習でも使用するビーチですので、実習地までの移動がありません。
かかる時間は実際の実習時間だけとなりますので、半日を3回(プール1日・海2日。それぞれ拘束される時間は半日未満)という感じで実習ができるので、忙しく、休みのない主婦の方でも家事の合間を縫って取得ができるのです。
これらを参考に、自分にあったコースの問合せをしてみてくださいね。
次回は、「耳抜きができるか心配・・・」 です。← ← クリック