姿・かたち・色、さまざまで約6,000種いるとされるこの生物
不思議で愉快なその生き物に魅了されたダイバーは数知れず。
そんなウミウシについて、その中でも今回は
ウミウシの魅力、分類について綴って紹介していきます。
まず、そもそもウミウシとは何か?と言いますと
巻貝の仲間で、そのまま巻貝を持つ
ものもいれば、持たない物、幼体の時のみ持つもの
もいます。
あとで紹介しますがクリオネも実はウミウシの仲間です!
ウミウシとしては、体長は1~3cmくらいのものが多いですが、
中にはスナウミウシのような、1㎜単位のものもいれば、
ミカドウミウシやヤマトメリベのように、最大50cmを
越えるような大物までいるのです!
スルガリュウグウウミウシ
ウミウシの分類
・裸鰓目(らさいもく)
*ドーリス類
ウミウシと言えばこれ!
頭に触角、背中に花びら型の鰓を持つウミウシ。
アオウミウシやウデフリツノザヤウミウシ(通称ピカチュウ)
などがいます。
ウミウシ入門編です!
アオウミウシ
ウデフリツノザヤウミウシ
*ミノウミウシ類
背面にミノのような突起がたくさん並びます。
知らない人が見れば、ウミウシ?となる子達です!
ガーベラミノウミウシ、クセニアウミウシなど。
ミチヨミノウミウシ
・頭楯目(とうじゅんもく)
貝殻をもっている子が多いです。
ベニシボリやミスガイ、コンシボリガイが代表的。
また、泳ぐことで知られているムラサキウミコチョウもこの類です!
体内にもろく壊れやすい殻を持っています。
ムラサキウミコチョウ
・囊舌目(のうぜつもく)
外見は様々で草食性です。
コノハミドリガイが代表的です。
背中が縦に割れてヒラヒラしているのが綺麗ですよ~
ミノウミウシにも似ているテントウウミウシのこの類。
コノハミドリガイ
番外編
・翼足類(よくそくるい)
先に述べました通り、流氷の天使とも言われる
クリオネ(ハダカカメガイ)も実はウミウシの仲間です!
柔らかい体をから考えると、そのような気もしてきますね。
クリオネ
色々なウミウシがいる中で、
みなさんの好きなウミウシはどれですか?
まだイチオシのウミウシがいない方は、
一緒に海へ探しに行きましょう!
ダイビングスクール ノリス神戸三宮店 矢八美成