冬眠されていた夏派ダイバーの皆様、夏のダイビングを迎える前に器材のメンテナンスはお済ですか?
前回使ってから期間が空いていたり、定期点検に出す余裕がなかったり
皆様忘れがちになってしまうオーバーホールをしてから夏本番を迎えましょう。

皆さんはダイビングが終わったあとにはキレイに洗い、自宅に持ち帰ったあとにもお風呂にぬるまゆをためて二度洗いして頂いているとは思いますが・・・・
ただそれだけでは洗いきれない場所もあります。
内部に使用されたゴム部分の交換やグリスアップ、塩がみの除去などを行うメンテナンスなので必ず年に1回!オーバーホールを行っていただき、綺麗で安全なレギュレーターにしておきましょう!
車の車検みたいなものなんですがこれをサボってしまうと大変なことになる可能性があります。
海水等の影響で青錆ができてしまいますよ。そんな部分を通った空気を吸うと思うとゾッとしますよね。
それが原因で頭痛などを引き起こす方もおられます。
その他にもホースの亀裂や劣化、マウスピースのピンホールや可動部の固着など、
しっかりとメンテナンスをしていないと水中でのトラブルを引き起こしてしまう可能性も・・・。
レギュレーターのメンテナンスは時間がかかります。
普段からコンスタントに潜っていてなかなかタイミングを見つけられない方や
この自粛期間で溜まりに溜まったアウトドア欲をこの夏発散しようと思っている方も
まずはメンテナンスを済ましてしまいましょう。
混み具合も考え、少し長めに1ヶ月くらいの期間を頂ければ問題なく期日に間に合いますので、お目当てのツアーから逆算して出してくださいね。
最近はカラフルでオシャレでなホースもたくさん!
従来のホースよりも丈夫になっているものもありますので、ホースの耐久年数3~5年を目安に自分好みに変えてみるのもおすすめですよ。
ダイビングの器材はもちろんレギュレーターだけではありません。
レギュレーターは資格を持ったプロスタッフしかメンテナンスをしてはいけないのですが、マスクやフィンでしたら、ご自身でもチェックは可能です。
マスクやフィンのストラップにひび割れなど、切れかかっている部分はありませんか?
ウエットやブーツのファスナーの動きはどうですか?
このあたり、より良いのは、「器材スペシャルティ」という、ノリスでも行っているPADIの講習を受けられると、より器材に詳しくなり、自分の持っている器材についてさらに知る事ができるので、扱いも変わってきますよ。
マスクの隙間に砂が入ってしまった場合なども自分でマスクを分解してきれいにすることもできるようになります。
ご自身の器材があれば、海に行かなくてもできる講習ですので、興味のある方は店頭スタッフまで♪
さぁ、夏は目前!安全に思いっきり遊びましょう!
ダイビングスクール ノリス 岡山店 店長 西村明人
夏はあの生物に注意!
暖かくなりダイビングシーズン到来で、ルンルン気分であること間違いなし。
待ち焦がれたダイビングですが、この季節は気を付けないといけない生物が増える季節。
その中でもクラゲには皆さま気を付けてください。

クラゲといえば触手に毒があることで有名ですが、
海水浴とかをしていたら気づかず刺されたなんてことも。
クラゲの毒といっても、クラゲの種類によりそれぞれですが、
基本的な応急処置方法は一緒などで、覚えておくと役に立つかもしれません。
まず、1つ目は刺された場所を素手で触らないこと。
基本的に刺された後には触手が残っていることが多いです。
また、触手がついてなくても、刺した針が残っていることがほとんどですので、
素手で触るとまた刺されてしまう可能性が高い、針をもっと奥に押してしまうなどの、
二次被害を起こします。
もし、付いてしまった触手を取りたい場合は、ピンセットなどを使用し、
除去するようにしましょう。
2つ目は、真水で洗わず、海水で洗うです。
洗うときは真水のイメージがありますが、大間違い。
浸透圧でさらに毒針を出してしまう可能性があるため、
洗うときは海水で洗いましょう。
また、クラゲに刺されたらお酢とよく言われていますが、
ある一部のクラゲを除いて問題ありません。
食酢に30秒浸しましょう。
ただし、カツオノエボシに刺された際は要注意。
もし、カツオノエボシの場合は、逆に毒が放出されるのを早くしてしまうと、
研究結果が出ているそうです。
青い餃子のような形をした、クラゲを見たらカツオノエボシですので、
覚えておいてください。
夏の時期によく見るクラゲ。
対処法を覚えて万が一に備えましょう。
砂浜に上がっていても、死んでいたとしても、
毒は残ってますので、絶対触らないようにしましょう。
子供は要注意ですよ!
ダイビングスクール ノリス 東京目黒店 長津誠人
カラフルコケギンポ
夏のベスト前にちょっと浮力の練習したい方や、じっくりカメラの練習したい方、おられませんか?
自慢の舞子浜にご案内しますよ♪
舞子浜はここ最近やけにコケギンポの出現率が高く、1ダイブで8固体!?
たくさんのコケギンポに会うことができます。
全部同じ色と思った方!!
違いますよ☆
茶色、黄色、オレンジ色、赤色、黒色、ピンク色、抹茶色と
今、舞子浜にいるのは、茶色、オレンジ色、赤色です。

私が見ただけでも7種類の色を見つけています!
コケギンポは棲む環境で色が変化すくことを知り、
最近まで黒色だった個体が急に赤色になったり不思議です

舞子マイスター志村(笑)が舞子浜をご案内させて頂きますよ♪
水深も浅く、じっくり楽しめる舞子浜、
一緒に潜りましょう!

ダイビングスクール ノリス 姫路店 店長 志村啓太
器材もシリンダーもメンテナンス♪
1年に1回もしくは、100本に1回の早い方でされていますか?
安全、快適にダイビングして頂くためには、必要不可欠です。
もちろん、舞子浜やプールで使用して頂いているシリンダーの
バルブもメンテナンスが必要です。
忙しい夏になる前にシリンダーもメンテナスです。

バルブも使用後しっかり水洗いしていないと
上の写真の様に塩が噛んでしまって部品を外す際に
破損してしまう場合があります。

分解後の部品を洗浄したもの(上側)と洗浄する前(下側)を
比較しても汚れているのがよく分かります。

この写真も同じく比較した物です。
破損した部品については、全て新品交換して
皆さんが使用して頂く際に、安全で快適に使用して頂けるように
メンテナンスをしています。
皆さんの器材もしっかりメンテナンスに出してくださいね♪
決して、ご自身で興味本位に分解しないで下しね!
ダイビングスクール ノリス 神戸舞子店 副店長 木下雄一
今年は鵜来島推し!
ノリスも県内だけでなく、県外ツアーも開催できるようになりました!
まだまだ気は抜けませんが、
早く普通の生活が戻ってくるように、最低限の予防を行いながら頑張りましょう!
さて、先日は「高知県の鵜来島(うぐるしま)」に下見に行ってきたことと、そこで見たレア生物について紹介したいと思います。
元々、鵜来島はとっても素晴らしい海だと聞いてはいたのですが、実際行ってみると・・・
それはもう、とーっても素晴らしかったです。(笑)
なにが素晴らしかったのかと言いますと、
ダイバーの方は既にご存じの事と思いますが、マクロ生物の宝庫とも言われる柏島と車で30分くらいしか離れていないこともあり、鵜来島も負けず劣らず生物が豊富だということ!
更に柏島にはないダイナミックなポイントもあるということです!
しかも、今回の下見ではなんと、アカグツを見ることができました!!
アカグツとは、50~400mに生息している深海魚で、赤く円盤状の体をしており体長は20~30cm程度です。
鵜来島では、毎年3~5月の間、30m付近まで上がってきてくれ、今回の様にダイバーの目の前に姿を現してくれるのです。
いわゆるレア生物なのですが、実は鵜来島では、ほぼ毎年のように観測されており、日本国内でこれだけの頻度で観測されるのはこの鵜来島のみとも言われています。

アカグツはアンコウの仲間で平べったい形をしており、ヒレを使って四足歩行で上手に地面を歩きます。泳ぐ際も少しどんくさそうにクネクネと泳ぎ、本当に魚なの?と思ってしまうほどです。

この写真、何かに似ていると思いませんか?
昔はヒキガエルのことを「クツ」と呼んでいたこともあり、「赤いクツ」ということでアカグツと名付けられたそうです。
確かに、カエルみたいですね!
幼魚の時は、白っぽくて、形はこのまま(大きさはもちろん小さいですよ)で白の半透明の風船に入ったような状態でいるのです。
アカグツはレアなので毎回見られるというわけではありませんが、ノリスではこの時期に鵜来島ツアーを作っていることが多いので、興味がある方はぜひ、来年チャレンジしてみてください!
またアカグツだけでなく、ほかにもたくさんの生物が生息しています。
みんな大好きウミガメの遭遇率も和歌山よりも高く、あまり見ることができないボロカサゴや甲殻類もた~くさん♪
更に、この時期以降には、参加メンバーのレベルがある程度揃って事前に現地との確認が必要ではありますが、鵜来島の近くの沖ノ島へ行くと、サンゴの群生や比較的浅い水深でピグミーシーホースに会えるポイントもあります。

オススメの海、鵜来島!
皆様のツアーのご参加お待ちしております(*^^*)
ダイビングスクール ノリス 神戸舞子店 岡本清香
コロナに負けず夏はダイビング!
一緒に乗り越えていきましょう!!
ノリスでは自粛明けからやっとツアーに行くことが出来
6月からはたくさんのツアー先を予定しております。
この夏コロナウイルスの影響でストレスが溜まっている方も
海に行きたくてウズウズしている方も夏に思いっきり楽しみましょう♪

写真のように飛び込みをしたり夏にしかできないことをして
一緒に思い出を作りましょうね!!
夏限定スポット冠島ツアーでは、休憩中に飛び込みやスノーケリングができますよ。

海が待ってますよ!!
皆さんが元気よくノリスをご利用して頂く日が1日でも
早く来ることを願っています。

ダイビングスクール ノリス 神戸舞子店 店長代理 岩田精司
プロが教える【ダイバーになろう ⑨】ダイビングのスーツについて
※以下の内容には体感温度や体格・体型により個人差がありますので、あくまで「一般的には」ということを念頭に置いてお読みください。

ダイビングのスーツは大きく分けて2つ。
1つはウエットスーツ。
皆さんがよく目にする・ダイビングでイメージするスーツです。
もう1つがドライスーツです。
簡単に言えば防水スーツですね。
ウエットスーツは、文字通り体は濡れるので水着の上に着用します。
日本近海では「真夏」のみ使用するスーツです。
ドライスーツは、文字通り体が濡れない(首から上と手首から先は濡れます)スーツで、インナーと呼ばれるものを下着・肌着の上に着てその上に着用します。
もっと簡単に言えば、スーツの中に「服」を着ていると思ってください。
このドライスーツは日本近海では「真夏以外」の長期間使用します。
ダイビングスーツのいくつかある大切な役割の中で、大きな2つが「ケガの防止」と「保温」です。
※他に「浮力」などがあります。
更にこの2つの中でより重要なのが、「保温」です。
そして、この「保温」については、マイスーツとレンタルではとても大きな差があるのです。
そもそも、皆さんの平熱は何度ですか?・・・大体35度後半~36度前半くらいでしょう。
では、潜る所の水温は?・・・真夏でも、36度あるわけないですよね。
どれだけ高い所でも体温よりも5度以上低いはずです。
ダイビングはそんな所、しかも水面付近の日光で温められたところではなく、深ければ光が届かない所まで潜るわけです。
ですので、ダイビングスーツの「保温」という役割はとても大きいのです。
<目次> ※目次から気になる内容へジャンプができます
・ウエットスーツの保温の原理
・サーフィン用のスーツは使えない?
・スーツの値段差は何??
・ドライスーツの保温の原理
・ドライスーツを夏場に買う人が多い理由
・ネオプレーンタイプドライスーツの特徴
・シェルタイプドライスーツの特徴
・スーツのお供?たち
ウエットスーツの保温の原理
自分の体に合うようにオーダーで作ったウエットスーツは、体とスーツの隙間に侵入した水をできるだけ逃さないようにし、その水を体温で温め、保温するという仕組みで快適さを保ちます。
これがサイズの大きなレンタルスーツだとしたら・・・体とスーツの間に水が留まらず筒抜け状態に。
そうなると、どんどん体温が奪われていき、快適とは程遠い状態になってしまいます。
海外のリゾート地のレンタルスーツは日本人からするとサイズが大きいものが多く、特に華奢で小柄な日本人の女性に合うものがレンタルとして準備されているところは少ないです。
逆にサイズが小さいものはと言いますと・・・もちろん、動き辛かったり、圧迫されて息苦しかったりなどで問題外ですよね。

ですので、マイスーツを買うとしても、既成サイズで買ってはその良さは活かされません。
フルサイズオーダーで作らないと意味がないのです。
皆さんは何か「サイズオーダー」で作ったものをお持ちですか?その際、何か所くらい採寸されましたか?
ダイビングのスーツ作成時の採寸箇所は30カ所以上です。
ダイビングは水中という陸上とは違った非日常的な環境下で行うので、「より体に合ったものを」ということで採寸箇所も多くなるのです。
それにより、例えば足の長さが同じだったとしても足の付け根から太もも、ふくらはぎ、足首の太さや膝関節の位置などまで全て一緒という人はなかなかいないでしょう。
30カ所以上の採寸を行う事で、そういった細かい部分まで自分用にカスタマイズされるのです。
ちなみに、大抵のメーカーの既成サイズスーツとフルサイズオーダースーツの差額は約1万円です。
サーフィン用のスーツは使えない?
ダイビングを始める際に、「サーフィン」などの水面スポーツ・レジャーもしていて「スーツを持っています!」という方がたまにおられますが、こういったスーツはダイビングでは正直使えません。
どうしてかと言いますと(いくつか理由はありますが、わかりやすいものは)、上に述べた通りダイビングは光が届かない所まで潜る訳ですから、スーツそのものの厚さが水面レジャーとダイビングとでは違うのです。
水面レジャーは1~2mmのものが多く、薄すぎて保温の意味を成しません。
ダイビングは常夏のリゾート用の薄いもので3mm。
それ以外の地域の夏場なら平均5mm(ノリスでは5mm以上のスーツを作られる方がほぼ100%)。
更にそれ以上の厚みのものも多くありますし、人によっては水着の上にUV用にラッシュガードを着たり、ベストを着用してからウエットスーツを着る方も多いです。
最近では2ピースではなく、3ピースのウエットまであるくらいです。
そうなれば、最厚部分は10mmをこえます。
※この生地の厚さはスーツ自体の耐久年数にも関係してきます。

たまに雑誌やリゾートでみかける半袖タイプの様に露出部分が大きいスーツについては、中性浮力をマスターしていない初心者のうちは、ケガの観点からお勧めしません。
もちろん、カメラをされる方については、肘などをつくケースも出てくることが想像されますので、カメラ派ダイバーについても同じですね。
スーツの値段差は何??
ウエットスーツを例に出しますと、生地厚でも値段差はもちろんあるのですが、フルスーツ(長袖長ズボンのワンピースタイプ)の5mmで見ると、メーカーにもよりますが約5万~約15万まで差があります【参考メーカー:ワールドダイブ】。
これだけの金額差がどうして発生するかと言いますと
①使われている生地の違い
②パネル数
③耐久年数(※一部)
等があります
①使われている生地の違い
生地の違い。
分かり易く言うと、
「伸びやすい⇔伸びにくい」
「(摩擦などの)耐久性がある⇔耐久性が普通」
「裏地に保温力のある生地が貼られている⇔単なるジャージ生地」
などです。
単純に「伸びにくい」生地の場合、着脱し難くて動き辛いです。
そして、「伸びにくい」生地は「保温力が低い」ものがほとんどです。
逆に「伸びやすい」生地の場合は、着脱しやすくて動きやすいです。
そして「保温力が高い裏地」が使われていることが多いです。
②パネル数
ダイビングスーツはいくつかの生地をつなぎ合わせて作られています。
この生地1つ1つをパネルと言い、接着・縫製されている継ぎ目から継ぎ目までのことですね。
これはカタログなどを見ていただけると分かりやすいのですが、安価なスーツのデザインは比較的単調です。
そして値段が上がるにつれ、デザインが複雑になる傾向にあります。
それには理由があり、デザイン性だけでパネル数を増やしているわけではなく、(例えば)曲げ伸ばしがよく発生する部分については伸縮性のある生地を、摩擦が起こりやすい部分には摩擦に強い生地を。
という感じで適材適所で生地が使われている結果、デザイン性が複雑になっているのです。
一見そうは見えないスーツ(下写真のZMX3)でも複雑なパネル構造をしているのです。

③耐久年数
これについては全てに当てはまらないのですが、唯一当てはまるのが、「比較的安価なスーツ=伸びにくい」ので耐久年数が短いという事です。
通常、良いものを丁寧に使用すればウエットスーツは約8~約10年使用できるのですが、それが約2~約3年という感じです。
例えるなら、(スーツのほとんどはゴムでできているので)輪ゴムをイメージして頂けると分かり易いと思います。
最初はどれだけ柔らかく、伸びやすい輪ゴムでも、使っているうちに伸びにくくなったりひび割れたりしてきますよね。
そして保管方法が悪ければ短期間で硬化してしまい、伸びなくなり、ちぎれてしまいます。
ダイビングスーツに関してもこれに近いことが言えるのです。
ダイビングスーツも使っているうちに徐々に伸びにくくなり、硬化していくのです。
そうなれば、着やすさも徐々に変わっていきますよね。
元々伸びやすい・着やすいスーツでこそ、約8年という期間で徐々に硬化し、伸びにくくなっていくのですが、それが元々伸びにくく、着難いスーツだった場合どうでしょう?先の耐久年数の意味がお分かりいただけたと思います。
そして、一般的な器材同様に、スーツも良いものがレンタルになっていることはありません。
上記のようなことを踏まえて、ノリスでは、中の上クラス。価格にすると9~10万円のウエットスーツが一番人気です。

上記はドライスーツにもほぼあてはまります。ちなみにドライスーツで同レベル(中の上)のネオプレーンタイプのもので言いますと、耐久年数は10年以上です。
冒頭記載しましたが、ドライスーツの使用頻度はウエットスーツの約3倍です。
それだけの使用頻度でこの耐久年数を考えると、日本でダイビングをする人に取って、自分のドライスーツを持つという事がどれだけ重要なことかご理解いただけると思います。
ドライスーツの保温の原理
先に述べました「ドライスーツ」。
日本近海で1年間潜ると考えると、ウエットスーツは「真夏」のみ。ドライスーツは残りの期間使用します。
もちろん、ウエットスーツで1年中潜る事はできないか?と聞かれると、不可能ではありません。が、快適ではないですよね。
ダイビングは「我慢」「挑戦」等というリスクが高く快適と言えない状態で行うものではありません。それらとは対極にあるものを求めて行うのです。
逆にドライスーツで夏場もダイビングを・・・。これも同様ですよね、脱水症状や熱中症のリスクも出てきます。
ですので、快適に潜る事ができるように、スーツを使い分けるのがベストです。
ちなみに、流氷の下へもこのドライスーツで行くのですよ。

さて、ドライスーツの保温の原理ですが、自分の体に合ったドライスーツを使用すること(首から上と手首から先以外濡れない(ドライである)事)を前提としてお話しますが、【専用インナー】を中心としたものをスーツの中に着込んで行います。場合によってはカイロを貼る事もあります。
その状態でレギュレーターからホースを介してつながったバルブからスーツ内に空気を送り込み、その空気が体温で暖まり、保温するのです。
※最近のカイロは多少濡れても急激に温度が上がる事はないそうなので、貼っている方は多いです。
状態としては、下着(肌着)の上にインナーなどを重ね着して、その上からスーツを着る感じです。靴下も履き、インナーは基本長袖長ズボンです。

ドライスーツの首部分はゴムでシーリングされる(水の浸入を防ぐ)ため、スキーのインナーの様に襟の高いものは着用できません。
もちろん、分厚さだけで保温力の無いものも意味がありません。
また、重ね着し過ぎると空気の抜けも悪くなりますので、薄手で保温力のあるものがベターで、更にこもった湿気をインナーの外に出してくれるものがベストです。
そうでないものを使用すると、インナーが湿気を吸収し不快になり、場合によっては逆に体温を奪われかねません。
これらを総合的に考えると、やはりスーツ専門メーカーのインナーがベストなのです。
ドライスーツを夏場に買う人が多い理由
このドラスーツ、もちろん年中買う事ができるのですが、意外とお買い上げいただく方が多い季節は、実は8~9月頃なのです。
一般的なウエットスーツシーズンにどうしてドライスーツを買う方が多いのか。
それは、夏も折り返しを過ぎたので、日本の海が一番楽しめる季節と言われる「秋」、そしてそれ以降の季節のダイビングを楽しうために、準備しておこう。という方が多いからなのです。
何度も言いますが、スキューバダイビングは我慢をして行うものではありません。あくまで「快適」を追求するのが大前提。
言い過ぎかもしれませんが、究極のリラクゼーションを目指してほしいくらいです。
ですので、日本を中心にダイビングをされようとする場合、ドライスーツは必須と言えるのです。

ドライスーツについてもお勧めはフルサイズオーダーです。
中にインナーを着るために既成サイズでもいくつかバリエーションが用意されています(例えば、身長170cmの方用の既成サイズは、細身・標準・少しふっくらのように数パターンあるのです)が、同じ身長体重でも体型は様々ですよね。人によっては、お尻部分が余分に余ってしまって見た目が悪くなったり、過去に運動をしていたりして太もも部分が太く、既成サイズだとインナーを着る「まち」がほとんどなくなってしまい、動き辛くなってしまったりということがあります。
このあたりは実際に採寸をしてみて、プロスタッフの目で既製でも問題ないか、オーダーにした方が良いかの判断をさせていただきます。
このドライスーツですが、大きく分けて「ネオプレーン」と「シェル」の2タイプに分けることができます。
(※メーカーによっては上半身シェル&下半身ネオプレーンというものもありますが、今回は紹介と下の写真のみで。)

日本国内では、ネオプレーンタイプのドライスーツが大半を占めています。
ただ最近は、ノリスでもセカンドドライスーツとして、2着目にシェルタイプを持たれる方も多いです。
ネオプレーンタイプドライスーツの特徴は?

1着目のドライスーツとして選ばれる方が多いのがこのネオプレーンタイプです。耐久性や機能性に優れる上に、デザイン性でもシェルタイプより優れています。
特徴としては、
*一人で着脱ができないものが多い(前ファスナーのものもあります)
*シェルタイプと比べ、
・保温性が高い
・インナーも少なくて済む
・ドライスーツでの快適な季節が若干短い
・耐久性がある
・価格が若干安い
*スーツ衣替えの時期では、シェルタイプよりもウエイト量が増える事が多いが、その時期以外はウエイト量はシェルタイプより少なめになる
*深く潜るとスーツ生地内の気泡がつぶされ(圧縮され)るので、スーツ自体の保温性が若干落ちる
*生地に伸縮性がある
*オーダーで作る事が望ましく、見た目がスマート
など。
シェルタイプドライスーツの特徴は?

耐久性などではネオプレーンタイプより劣るものの、扱いが容易で動きやすい。
特徴としては、
*一人で着脱が可能
*ネオプレーンタイプと比べ、
・保温性が低い(基本は防水機能のみと思ってください)
・(保温性が低いので)より高い保温性を持ったインナーが必要
・ドライスーツでの快適な季節が若干長い
・耐久性が劣る
・価格が若干高い
*スーツの衣替えの時期では、ネオプレーンタイプよりもウエイト量は少なめだが、その時期以外はウエイト量はネオプレーンタイプより増える事が多い
*スーツ生地自体に保温力がほぼないので、深度によるスーツ自体の保温性は変わらない
*生地に伸縮性はほぼない
*様々なインナーを着るように設計されるため、見た目がルーズ
など。
これらを参考にドライスーツを選んでくださいね。
スーツのお供?たち
これまで紹介してきました、ウエットスーツ・ドライスーツ。いいものをサイズオーダーで手に入れるだけではまだ完璧とは言えません。
そこで、ダイビングスーツの「お供」ともいえる商品などをいくつか紹介したいと思います。
※個々の詳細はまた別の機会に。
①フード

初心者コースであるオープンウォーターコースの学科でも学びますが、水中で熱は頭から奪われます。その割合は約70~75%とも言われています。じゃぁ、そこをカバーしなければ・・・。
そこで活躍するのがフードなのです。
スーツの所でも述べましたが、常夏のリゾートでも水温は体温よりも低いです。そこで潜るという事はドライスーツシーズンだけではなく、ウエットスーツシーズンでもフードは必要になってくるということですね。
②ウエイトベスト

特にドライスーツ時、ウエイト量が増えるのでそれを分散させ、バランスをより保ちやすくしてくれる便利アイテムです。
着用場所(位置?)は、スーツの上、BCの下になります。
もちろん、ウエットスーツシーズンの使用も問題ありませんが、(特に)ウエットスーツシーズンに使うにあたっては注意が1つあります。
それは「腰にウエイトをするのが面倒なのでウエイトをベストのみする」ということをしてはいけない、ということです。
これは緊急時のクイックリリースができないので、NGということです。
③スーツ専用ハンガー
自宅などでスーツを保管する際、畳んだままではなく、ハンガーで吊って保管するのが良いのですが、その時、意外と困るのが「丁度良いハンガーがない」ということです。
ウエットスーツでもそこそこ重みがありますので、絶対NGなのは「針金ハンガー」ですね。
針金ハンガーですと、スーツの重みで肩付近が傷んでしまいます。
最近のスーツは立体裁断されており、スーツを着ていない状態で持ち上げても、立体的になっています。ウエットスーツですとそこに自分の体型の分身がある感じです。
それが畳んで保管して上に物を置いたり、針金ハンガーなどで吊ってしまうと、その良さが失われていってしまいます。
また、余談ではありますが、スーツの生地の中には気泡があるのですが、押さえつけたりしてしまうとその気泡がつぶれてしまい、スーツ自体の浮力や保温性が失われていきますし、生地のへたりを早める事になってしまうのです。
そういったことからもハンガーの肩にくる部分が太く、首付近のゴムを傷めないように作られたものがベストなのですが、正直なかなかありません。
そこで重宝するのが「ダイビングスーツ専用ハンガー」です。

ドライスーツを購入された方はお持ちの方が多いと思いますが、スーツを吊ることを目的として作られたハンガーです。
価格も約3千円とリーズナブル。
もちろんドライスーツだけでなく、ウエットスーツにも使用できるので、おすすめです。
④ドライスーツスペシャルティ(通称:ドライSP)
文字通りドライスーツのみに該当するお供?なのですが、ダイビング指導団体のドライスーツの講習です。
実はこの講習、侮るなかれ。
「単に着るスーツが違うだけでしょ?」と思われるかもしれませんが、ドライスーツでのダイビングは、正直ウエットスーツでのダイビングよりもテクニックを必要とします。
ドライスーツを着たまま潜っていくと、スーツのスクイズ(スーツ内と外の圧力差によって生じる締め付け)が発生します。
そのスクイズ緩和と保温のためにスーツ内に空気を送り込みます。
空気を送り込むという事は浮力がでてきますので、浮上時などには排気を必要とします。
そう、ドライスーツは一部、BCの役割も行っているのです。
そんな給気のタイミング、そして排気のタイミングをはじめ、水中でのテクニックはもちろん、着脱の仕方・使用後の手入れ・保管方法に至るまで学びますので、とても実用的な内容になっているんですよ。
そんなかんだで、器材同様、ダイビングスーツについても自分のものが一番という事ですね。
余談ではありますが、ウエットスーツの中に「ロングファスナータイプ」というものがあります。
下写真のように腕で言えば二の腕の方まで、足で言えば太ももの方までファスナーがあるのタイプです。背中のファスナーももちろん長いです。

目的はご想像の通り「着脱のしやすさ」にあるのですが、実はこのスーツ、元々はインストラクターやダイビングガイド向けに開発された商品なのです。
それが一般ダイバーに広がり、着脱に体力をかけたくない女性やミドル~シニア層のダイバーを中心に大人気となったのです。
どんなにいいスーツでも着脱時にストレスができてしまってはもったいないですからね。
「ファスナーがある=水が浸入しやすいのでは?」と思う方もおられるかもしれませんが、そこはもちろん対応済み。
裏地が折り返されて、スーツ内で当て布のようになり、水が侵入し難くなっています。
ファスナーの「折れ」についても、通常の手首足首のファスナーとは違い、特殊なものが使用されておりますので、そのあたりについてもご安心ください。
ノリスのお客さまにも人気あるスーツのうちの1つです。
さて、次回は「ダイブコンピュータは必要?」 です。← ← クリック
【癒しを!】
お昼間は汗がじわ~っと
出てくる
ポカポカ陽気になりましたね!
今の時期から
「いつからウエットスーツに変えようかなぁ?」
と悩みだす頃です。
私は6月いっぱいはドライスーツと決めていますけどねっ☆
さて、コロナウィルスに自由を奪われて
すごく時間が経ちましたね。
自粛期間も
延長・・・
解除・・・・
第2波・・・
などと
不安があったり
緊急事態宣言が
解除された後も油断はできませんね。
『STAY HOME』
もだんだん皆さん、疲れてきてしまったのではないでしょうか?
私から皆様へ、少しでも癒しをお送りできたらと思います。
『三宅島』
ご存知でしょうか?
是非、
『三宅島 ドルフィンスイム』
で検索してみてください。

三宅島から船で40分~50分
今度は『御蔵島』へ渡ります。
この御蔵島には
”ミナミハンドウイルカ”と言う種類のイルカが
130頭~150頭生息していると言われています。
島の方達が、イルカを大切にしてくれるので
私たち人間が遊びにお邪魔してもいつでも
イルカたちが迎えてくれます♪

来年2021年の夏前に
ドルフィンスイムツアーを開催予定です!
イルカと心を通わせて海で遊んじゃいましょう!
春先から夏前にかけてベビーちゃんも誕生します。

お母さんのそばについて一生懸命小さな体を
動かしてついていく姿、非常にかわいい!癒されます!
今回は目から癒しをお届けしましたが
次回は皆様、耳で癒しを一緒に体験しに行きましょう♪
あと少しの辛抱?!
なにが終わりなのか分かりませんが・・・
皆様とまた笑顔いっぱいで潜れる事を願って
今日も明日も明後日も進み続けます!!
医療関係の皆様、本当に毎日ありがとうございます!!
#STAY HOME
#コロナに負けるな
ダイビングスクール ノリス 神戸三宮店 店長 伊佐治春香
コロナ制限中の今だからこそ、想うこと
この度の新型コロナウイルス感染症に罹患された方とご家族・関係者の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。
私はノリスに入社する以前、製薬会社社員として医療に従事するスタッフの皆様に医療提案をすることで、地域の医療にかかわらせて頂いていた時代がありました。
当時から医療スタッフの皆様の日々の激務を見てきました。だからこそ、今の更なる心身への負担は我々の想像をはるかに上回るものだと思います。一刻も早く医療スタッフの皆様に安堵の時が訪れることを切に願いますし、今この時も感染拡大防止に日々ご尽力されている皆様に深く感謝申し上げます。

先日の政府からの発表で、多くの県で自粛は解除されました。しかし、まだ完全にコロナ感染が終わったわけでもありませんし、今後も完全に終わるなんてことはなく、コロナウイルスとうまく共存していくしかないのでしょうが、今回の新型コロナウイルス感染症については本当に多くのことを学ばされました。
特に最近感じることは、
「自分が思わなければ、動かなければ、何も始まらない。自分が気付き、判断し、行動に移せば、何でもできる。」
今回、今まで我々の周りに空気のように存在していると思っていた「当たり前」。この「当たり前」が実は存在しないことに改めて気付かされました。ある程度の自立をしつつあると思っていた自分自身が、その「当たり前」と、「与えてもらえるもの」に甘え、頼り切った生活をしていたという事実。これは私自身非常にショックであった半面、自分の大きな成長のチャンスだとも感じました。
このような未曽有の事態にこそ、我々経営陣(だけではないですが)に求められるものは、情報に踊らされず自分自身の目で見て、感じて、判断、指示すること。そしてその判断を支えるシステムのクオリティー、柔軟性、寛容性の確立です。
その私の判断の結果が、今回の5月7日からのノリス都市型全店舗の営業再開です。
賛否両論はあると思います。しかし、我々も営業をするからには必要以上にコロナを恐れるのではなく、我々がやるべきことはきっちり行い、お客様にもご協力頂いたうえで、「正しくコロナを恐れ」て、今までのストレスを発散するお手伝いをさせて頂きたいと思います。
昨今、あらゆる情報が錯綜し、会社レベルだけでなく個人レベルでも科学的思考をベースにした判断能力、行動力が求められる時代に突入しています。前述しましたが、様々な情報が飛び交うこの社会において、どんな情報を取捨選択し、行動に起こしていくかが求められます。今回のコロナを経て、ノリスのスタッフは一スタッフレベルにおけるまで、言われたことだけを行うロボットスタッフではなく、「メンバー様に対する自分自身の考え」を持ったうえで、海やサービスを提供できる人財へ共育し、業界でのリーダーシップを発揮していく所存です。
ダイビングスクール ノリス 統括店長 嶋村潤
こんな時だからこそ先のダイビングの楽しみを・・・
決定いたしました。
すでにツアーにお申込みいただいていた方、ツアーご参加をご検討くださっていた
皆様、大変申し訳ございません。
ダイビングツアーを楽しみにしてくださっていた皆様はとても残念に思われて
いると思います。
ただ、このダイビングの自粛は、ずっと続くわけではなく、きっと1か月後には
終息し、また楽しいダイビングツアーに出かけられるはず!
そう信じて、我慢するしかないですね。
ですので、今回は1か月後の水中世界の楽しみのひとつをご紹介したいと思います。
「産卵行動が活発に!」
1か月後と言えば春はもはや過ぎ、初夏と呼ばれる頃です。
この時期、水中世界では、生物の産卵・繁殖が活発になってきます。
オスがメスに求愛をするシーンだったり、産卵のために普段群れない魚が群れを
つくるようになったり、いつもと違った光景を見ることが出来るようになります。
その中でも私が毎年楽しみにしているのが、
アオリイカの産卵シーンです。
だいたい5月~7月にかけて、アオリイカの産卵行動を見ることが出来る
ようになります
(場所によっては10月の頭くらいまで見られることもあります)。
その為、各ダイビングスポットでは産卵床をわざと沈めてくれるので、
通常のダイビングエリアでそれを高確率で観察することが出来るようになります。
「まさに神秘!アオリイカの産卵行動」

アオリイカの産卵シーンは、まずメスが産卵床に、白い房のような卵を産み付けると
ころから始まります。
それは、さやえんどうのようになっており、一つの房に数個の卵が入っています。
産み付けられて時間が経った房の中をよく見ると、その一つ一つの小さな卵の中に、
しっかりとイカの形をした、
とてもかわいい赤ちゃんを見ることも出来ます。
そして、アオリイカの産卵行動の感動するところが、ここからなんです!
アオリイカは産み付けた卵をそのまま放置するのではなく、
その後、お父さんとお母さん(主にお父さん)が必死に世話をするのです!
定期的に、卵に触腕を伸ばし、汚れをとったり、卵を狙ってくる外敵を追い払ったり。
それはそれは、懸命に、けなげに世話をするのです。私は、毎度そのシーンを
見るたびに、胸がじ~んと熱くなります。
「観察するときのポイント」
最後にアオリイカの産卵行動を観察する際の注意点をお伝えしておきます。
①産卵床に向かっていくときは中層から近づくべからず!
中層から産卵床に降りていくように近づくと、アオリイカは怖がって産卵行動を
止め、離れていってしまいます。
産卵床が見えない位置からでも水底をゆっくり進み、近づいていきましょう。
(流線形の姿勢を意識して、砂を巻き上げないように注意)
②産卵床から2~3m離れた位置で待機!
絶対に産卵床に近づきすぎてはいけません。イカは目のいい生き物です。
私たちがその姿を確認する前に、アオリイカはこちらに気づき逃げてしまう
ことも度々。
ただ、産卵床に近づきすぎずに待機していると、また戻ってきて産卵行動を再開し、
観察することが出来ます。
③とにかくじっとしていること!
産卵行動がはじまっても、絶対に動かないでください。
写真をアップで撮りたくて、ついつい近づきたくなるのはわかりますが、
当然近づくとアオリイカはこちらを警戒して、産卵行動を中止し逃げてしまいます。
けど、まったく動かずにいると、害のないものとわかってもらえ、こちらを警戒する
ことなく産卵行動を続けてくれます。
むしろ、動かない方が気づいたら真横に!?なんて距離まで近づいてきてくれたりします。

この自粛を耐えきれば、こんなワクワクするダイビングシーンが待っています!
約1か月みんなで頑張りましょう!
ダイビングスクール ノリス東京目黒店 店長 米村哲也


