2021.09.27

ダイバーお役立ち情報

水中写真と光「ストロボV Sライト」♪

水中写真と光「ストロボV Sライト」♪

肌寒い日も増えてきて、陽が落ちるのも早くなり秋を感じますね♪
海も夏の海から秋の海へ、変わりつつあります。
 
ダイビングをこれから始めようとする人にとって、始めるならやっぱり夏だよね!というイメージがあると思います。
でも、秋の海は魚が増え、透明度がよくなります。
 
夏はやはり人が多いので海底の砂が巻き上げられたりすることもあり、透明度は下がることがありますが、秋はそれが少ないです。
 
ということは、
 
水中写真には絶好の海になってくるわけです♪
 

 
被写体も増え、浮遊物の写り込みも少なく、澄んだ青!
でも、水中には太陽の光が届きにくいのでライティングをする必要があります。
そこで今日のテーマは、水中写真の撮影に重要なライティングについてのお話しです。
「水中ライトとストロボはどちらが良いのか?」
 

 

 
ダイビングに慣れてきて自分で生物を見つけられるようになったりすると、
カッコいい先輩ダイバーのように水中にカメラを持って行って撮影したい♪
と思っても何を選んだらいいのか分からないという方。
すでにカメラをお持ちでも気になっている方も多いテーマかなと思いますので、
是非ご参考にして下さい♪
 
簡単にライトとストロボの違いは何かというと・・・
シャッターを切る前に光の当たり具合が分かるか?光量が違うなど。。。
 
■ライトのメリット
①ストロボの代わりに
②ライトならではの表現を求めて
③ピント合わせの補助として
④動画を撮るために
 

 
撮りたい生物がいても時々岩の隙間にいたりすると
ストロボがうまく当たっておらず、光を当てているつもりでも影になってしまって
撮り終えてがっかりすることもあります。
 
以前の水中ライトは光量も足りず、また光もストロボのように太陽光に近い光ではない。
こうした点が改良されて、RGblueなどのカラーに特化したライトもあり、
これを使って撮影されている人も多くいらっしゃいます。
相当良いものが出ています!
 
こうした水中ライトは、
コンパクトで扱いやすく、ストロボのように瞬間的な光ではないので、
被写体にどのように当たっているか確認できます。
出来上がりのイメージがしやすいし、失敗を減らすことができる。
ライトで簡単に綺麗な色の写真が撮れるというのは、ひとつの価値ですよね。
光量の調整も細かくできるのであれば、
マクロ撮影ではあまり困らないと思います。
水中動画を撮る方は徐々に増えてきているように感じますが、
ストロボで動画のライティングはできないので、動画も写真も撮りたい人にとっては魅力的です。
 
■ストロボのメリット
①大光量でマクロ撮影もワイド撮影も可能
②ブレの軽減
③生物を逃すことがない
④被写体の色を綺麗に再現
 

 
ライトは光量が足りない場合があります。
特にワイド撮影では、ライトの光は届きません。
動きの速い魚などの被写体を撮る場合で、
特にシャッタースピードが遅くなるような状況では、ライトで撮影するとブレやすくなります。
ブレの軽減に関してはストロボの方が有利です。
そして特に、元々暗がりに住んでいるような生物は明るい場所が嫌いなことが多いので、
ライトを当てた瞬間に逃げてしまったという経験は、どなたもあるんじゃないかと思います。
おそらく、これが一番大きなメリットでしょう。
ストロボでは、光が全体的に行き渡り、被写体や背景の色を綺麗に再現。
 
良い悪いとは別の次元で、
ライトとストロボの光は性質が違います。
ライトとストロボでは違った表現も可能です。
ライトでは、優しい表現の写真に。
ストロボでは、細部に渡るカラー再現でくっきり写真に。
 
ストロボと一緒にライトを使うという方法もあります。
ストロボで主役の被写体を照らして、
ライトは背景を明るく抜くために使う、
なんていうおしゃれ技もありです。
 
ご自分の撮影スタイルにあったカメラのセッティングにして、
この秋から冬にかけて透明度の良い海へ潜りにいきましょう♪
 

 
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ノリス東京目黒店 藤森美和

 

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