2020.06.08

ダイバーお役立ち情報

今年は鵜来島推し!

今年は鵜来島推し!

緊急事態宣言も解除され、現地ダイビングサービスにも確認し、
ノリスも県内だけでなく、県外ツアーも開催できるようになりました!
まだまだ気は抜けませんが、
早く普通の生活が戻ってくるように、最低限の予防を行いながら頑張りましょう!
 
さて、先日は「高知県の鵜来島(うぐるしま)」に下見に行ってきたことと、そこで見たレア生物について紹介したいと思います。
 
元々、鵜来島はとっても素晴らしい海だと聞いてはいたのですが、実際行ってみると・・・
それはもう、とーっても素晴らしかったです。(笑)
 
なにが素晴らしかったのかと言いますと、
ダイバーの方は既にご存じの事と思いますが、マクロ生物の宝庫とも言われる柏島と車で30分くらいしか離れていないこともあり、鵜来島も負けず劣らず生物が豊富だということ!
更に柏島にはないダイナミックなポイントもあるということです!
 
しかも、今回の下見ではなんと、アカグツを見ることができました!!
 
アカグツとは、50~400mに生息している深海魚で、赤く円盤状の体をしており体長は20~30cm程度です。
鵜来島では、毎年3~5月の間、30m付近まで上がってきてくれ、今回の様にダイバーの目の前に姿を現してくれるのです。
いわゆるレア生物なのですが、実は鵜来島では、ほぼ毎年のように観測されており、日本国内でこれだけの頻度で観測されるのはこの鵜来島のみとも言われています。
 

 
アカグツはアンコウの仲間で平べったい形をしており、ヒレを使って四足歩行で上手に地面を歩きます。泳ぐ際も少しどんくさそうにクネクネと泳ぎ、本当に魚なの?と思ってしまうほどです。
 

 
この写真、何かに似ていると思いませんか?
昔はヒキガエルのことを「クツ」と呼んでいたこともあり、「赤いクツ」ということでアカグツと名付けられたそうです。
確かに、カエルみたいですね!
幼魚の時は、白っぽくて、形はこのまま(大きさはもちろん小さいですよ)で白の半透明の風船に入ったような状態でいるのです。
 
アカグツはレアなので毎回見られるというわけではありませんが、ノリスではこの時期に鵜来島ツアーを作っていることが多いので、興味がある方はぜひ、来年チャレンジしてみてください!
 
またアカグツだけでなく、ほかにもたくさんの生物が生息しています。
みんな大好きウミガメの遭遇率も和歌山よりも高く、あまり見ることができないボロカサゴや甲殻類もた~くさん♪
更に、この時期以降には、参加メンバーのレベルがある程度揃って事前に現地との確認が必要ではありますが、鵜来島の近くの沖ノ島へ行くと、サンゴの群生や比較的浅い水深でピグミーシーホースに会えるポイントもあります。
 

 
オススメの海、鵜来島!
 
皆様のツアーのご参加お待ちしております(*^^*)
 
ダイビングスクール ノリス 神戸舞子店 岡本清香

 

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