2019.08.13

ダイバーお役立ち情報

ウツボ科

ウツボ科

ウツボ科を含むウナギ目の魚は分離浮性卵を産み、体形がやなぎの葉に似た葉形仔魚
(レプトケパルス)と呼ばれる独特の浮遊期を持ちます。
着底直前の葉形仔魚は、ごく稀に中層や海面付近で遭遇する事があるが、標本を顕微
鏡で詳しく調べないと正確な同定は困難である。
葉形仔魚はやがて変態して親と同じ体型になり、着底して海底で生活を始めるが、直
低直後の幼魚は隠遁性が強く、石の下などに隠れているため、
成魚に比べると目につきにくい。成長に伴う斑紋変化は比較的大きく、幼魚の特定は
意外に難しい。
 

(写真)ハナヒゲウツボ
 
ウツボ科の中でも最もカラフルな種で、成長に伴い性転換します。色彩は黒色(未成
熟期;全長65cm以下)から青色(雄相)、そして黄色(雌相;全長94cm~120cm)と
変化します。このように独特な色彩だけでなく、朝顔の花のように開いた特徴的な前
鼻孔を持つなど、同定はきわめて容易である。これだけ目立つ体色をしているにもか
かわらず、黒色の幼魚はある程度の大きさになったものしか見つかっていないようで
す。また、日本近海では黄色い雌相の個体も出現頻度が低く、奄美大島などのごく一
部で不完全に変色した個体が見つかっているだけです。高知県以南のインド・太平洋
海域に広く分布する人気のウツボちゃん。
 
注目ポイント!!
いつも穴から身を乗り出していて、普通は上半身しかみられないけれど、しばらく同
じ場所にいるので何度でも会いに行ける。とても小さくてきゃしゃ印象のウツボで
す。柏島や鵜来島で何度もペアを見かけた事はありますが、いつもブルー同士(汗)
第一、イエローの個体なんて今まで一度も見たことがありません。あとこれは推測で
すが、イエローの個体はものすごい老成魚ではないだろうかとも言われています。
きっとイエローハナヒゲに出会えたらハッピーでしょうね♪♪
 
ウツボの中でも早川が一番好きな種類はやっぱりサビウツボちゃんです!!
黒目が小さいのがチャームポイントですよ♪♪
柏島、うぐる、興津、和歌山どこでも見られますので、一度意識して
見て下さいね~(‘ω’)ノ
 
ダイビングスクールノリス 岡山店店長 早川昌平

 

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