2019.09.27

ダイバーお役立ち情報

そろそろ冬支度を

そろそろ冬支度を

毎年のことながら、夏は一瞬で終わってしまいますね。
 
ノリスではウェットスーツの解禁時期を私が決めているのですが、「そろそろウェットスーツじゃないと暑すぎます、ウェットスーツの許可を!!」とスタッフから言われたのが、つい先日のように感じます。
私自身は暑がりなので、6月中旬から10月初めまで4か月弱ウェットスーツで過ごすことが多いですが、一般的には7~9月の3か月間、ノリス内でも寒がりスタッフ(某東京目黒の店長)は8月だけウェットスーツでダイビングをしています笑
 
さて、そんな快適な暖かい海を満喫した皆さん、秋からのシーズンどうしましょう?
ダイビングは次の夏までお預けですか?
そんなのもったいないですよ!海は夏だけではなく、秋も冬も春も違う顔があって面白いのです!
 
我々ノリススタッフは9月も中盤に差し掛かり、ドライの手入れも終わり、冬の準備が着々と進んでいます。
そう!皆さんも秋からもドライスーツを着て我々とダイビングをしましょう!!
 
ドライスーツ….ウェットスーツと違ってドライスーツって一般的に聞き慣れませんよね。
同じスーツなのに、何が違うの?という方の為に、お店でも聞かれているかもしれませんが、違いについて紹介します。
 
ウェットスーツとドライスーツの一番大きな違いは、自分の体が濡れるか濡れないかということです。ウェットスーツは文字どおり、体が濡れることを前提にしているので、水着を着てスーツを着用します。ドライスーツの場合は、スーツの中には水が入ってこないので、下着と保温用のインナーを着用した上にスーツを着用します。
 
保温の仕方についても違いがあります。もちろんスーツの生地自体も保温効果がありますが、それに加えてウェットスーツは体とスーツの間に入った水を体温で暖めてお湯のようにし、肌に当たり続けることで保温します。ですので、スーツは体にフィットしたものがお勧めですね。それに対して、ドライスーツはスーツの下に着るインナーによって保温します。自身に合ったサイズのものであれば水が一切入ってこないので、冬場のコートと同じく生地の間の空気の層で保温します。
 
【ネオプレーン・ドライスーツ】

 
スタッフも含めて最も多くの方が持たれているネオプレーン。
ウェットスーツと同様、スーツの中に気泡が入っており、生地がある程度の保温性を有するため、ダイビング専用のインナーは必要ない、もしくは薄いもので対応可能なところはメリットだが、長く使っているうちに生地自体がヘタってしまう。
生地自体が保温性を有することから、もし水没してしまった場合でも、セミドライ同等の保温性は確保出来るのも嬉しいですね。
欠点としては、スーツ自体の保温性を落とすことはできないため、水温が高い場合の使用には向いていないこと、水温の幅に対応しにくいということがあげられる。
シェルと比べて安価に作成できるのもメリットで冬場のスターとスーツとして最適です。
 
※使用スタッフ:米村、早川、伊佐治、木下、市野、志村、持塚、長津、瀧村、石川
 
【シェル・ドライスーツ】

 
最近使用されているメンバー様が増えてきたのがシェル。
 

 
まず見た目がクール。なんかプロっぽくてカッコいいですね!「着たい」と思うスーツを所持すると海に行きたくなりますよね♪
それだけでなく、シェルの生地は非常に耐久性が高いのが特徴で、ネオプレーンよりも長く使えるのも大きなメリットの1つ。ファスナーもフロントに設けてあるタイプのものが多く、1人で脱ぎ着できるのも嬉しいです。
前述のとおり、スーツの生地は薄く保温力が低いため、インナーによって保温を確保します。
しかし、スーツ自体がゆったり目に作ってあるので、インナーの選択肢の幅が広い、イコール対応できる水温の幅も広いことがメリットで、インナーをたくさん着込める分はネオプレーンよりも温かくも感じられることもある。
“インナーをたくさん着なければいけない”ではなく、“インナーによって、あらゆる環境に融通が利く”というのがシェルの本質で幅広い水温に対応できます。Tシャツ一枚で近場の海から、しっかりとしたインナーで北海道の海まで、活躍できるのが最大のメリットですね。
値段がネオプレーンに比べて割高なのと、インナーを揃えないといけないことが金銭的にも難点?
 
※使用スタッフ:嶋村、早川、木下、岡本
 
【ハイブリッド・ドライスーツ】

 
スタッフの中で秘かなブーム、ハイブリッド。
ネオプレーンとシェルのいいところを併せ持つ、お得スーツ。シェルの上半身の動きやすさはそのままに、あまり動かすことのない下半身をネオプレーンにすることで、下半身の冷えを抑える優れもの。
動きたいけど、トイレも気になる方はいいかもしれませんね。
難点とすればインナーを上半身と下半身で変えないといけない時があることくらいでしょうか?
 
※使用スタッフ:岩田、西村、矢野
 
ドライスーツもどんどん進歩しています。
ご自分に合ったスーツを選んで、冬の海でも快適にダイビングを楽しんでくださいね♪
それぞれのスーツを使用しているスタッフも明記しましたので、使用した感想等聞いてみてください!
 
ダイビングスクールノリス 統括店長 嶋村潤

 

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