冬眠されていた夏派ダイバーの皆様、夏のダイビングを迎える前に器材のメンテナンスはお済ですか?
前回使ってから期間が空いていたり、定期点検に出す余裕がなかったり
皆様忘れがちになってしまうオーバーホールをしてから夏本番を迎えましょう。
皆さんはダイビングが終わったあとにはキレイに洗い、自宅に持ち帰ったあとにもお風呂にぬるまゆをためて二度洗いして頂いているとは思いますが・・・・
ただそれだけでは洗いきれない場所もあります。
内部に使用されたゴム部分の交換やグリスアップ、塩がみの除去などを行うメンテナンスなので必ず年に1回!オーバーホールを行っていただき、綺麗で安全なレギュレーターにしておきましょう!
車の車検みたいなものなんですがこれをサボってしまうと大変なことになる可能性があります。
海水等の影響で青錆ができてしまいますよ。そんな部分を通った空気を吸うと思うとゾッとしますよね。
それが原因で頭痛などを引き起こす方もおられます。
その他にもホースの亀裂や劣化、マウスピースのピンホールや可動部の固着など、
しっかりとメンテナンスをしていないと水中でのトラブルを引き起こしてしまう可能性も・・・。
レギュレーターのメンテナンスは時間がかかります。
普段からコンスタントに潜っていてなかなかタイミングを見つけられない方や
この自粛期間で溜まりに溜まったアウトドア欲をこの夏発散しようと思っている方も
まずはメンテナンスを済ましてしまいましょう。
混み具合も考え、少し長めに1ヶ月くらいの期間を頂ければ問題なく期日に間に合いますので、お目当てのツアーから逆算して出してくださいね。
最近はカラフルでオシャレでなホースもたくさん!
従来のホースよりも丈夫になっているものもありますので、ホースの耐久年数3~5年を目安に自分好みに変えてみるのもおすすめですよ。
ダイビングの器材はもちろんレギュレーターだけではありません。
レギュレーターは資格を持ったプロスタッフしかメンテナンスをしてはいけないのですが、マスクやフィンでしたら、ご自身でもチェックは可能です。
マスクやフィンのストラップにひび割れなど、切れかかっている部分はありませんか?
ウエットやブーツのファスナーの動きはどうですか?
このあたり、より良いのは、「器材スペシャルティ」という、ノリスでも行っているPADIの講習を受けられると、より器材に詳しくなり、自分の持っている器材についてさらに知る事ができるので、扱いも変わってきますよ。
マスクの隙間に砂が入ってしまった場合なども自分でマスクを分解してきれいにすることもできるようになります。
ご自身の器材があれば、海に行かなくてもできる講習ですので、興味のある方は店頭スタッフまで♪
さぁ、夏は目前!安全に思いっきり遊びましょう!
ダイビングスクール ノリス 岡山店 店長 西村明人